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抜歯後の麻痺について

どこに麻痺が出るのか?

  • 下唇:下歯槽神経麻痺
  • 舌:舌神経麻痺

麻痺の出現頻度

歯と下顎管(下歯槽神経)の位置関係(レントゲン上)

接触なし 接触 重なる

位置関係ごとの神経麻痺出現数・頻度

歯と下顎管の位置関係 例数 麻痺出現数(%)
接触無し 189 0(0.0%)
接触 196 0(0.0%)
重なる 275 8(2.9%)
660 8(1.2%)

 

参考文献)

三浦康次郎、木野孔司、渋谷寿久、平田康、渋谷智明、佐々木英一郎、小宮山高之、吉増秀實、天笠光雄

下顎埋伏智歯抜歯後の神経麻痺、口病誌65(1):1-5、 1998

 

下顎管と根が重なっている時で約3%麻痺がでたという報告があります。 この距離が離れている程、確率が低くなります。

麻痺Q&A

Q1.麻痺は治りますか?

ほとんどの場合なおりますが、神経の損傷程度により回復しない場合もあります。

Q2.麻痺の治る期間は?

多くの場合、数週間から2,3か月で治りますが、1年以上かかる場合もあるといわれています。

Q3.麻痺の治療法は?

① 薬の服用(ビタミン剤、神経賦活剤)

② 鍼治療

③ 低出力レーザー照射

④ 神経ブロック

⑤ 神経再生手術

Q4.麻痺の原因は?

① 伝達麻酔(歯の周囲でなく、歯の奥の方へ麻酔)

② 切開(舌神経麻痺)

③ 縫合(舌神経麻痺)

④ バーなど器具での接触

⑤ 抜く時の刺激(歯根や骨が神経を圧迫)

⑥ 神経の側枝を刺激

 

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