


これが一番難しいのですが、 患者さんが抜歯が上手と判断する基準と歯科医師が抜歯が上手と判断する基準は若干異なります。
患者さんは「痛くない」・「腫れない」・「早く抜ける」が抜歯が上手か下手かを判断する基準だと思います。
確かにこの基準は正しいです。
しかし、一番大切な条件が抜けているのです。
それは、「抜歯手術の難易度」によって、大きく異なるからです。
私も早く抜いた時は患者さんに「抜歯が上手」といわれることもありますが、逆に、時間が予定よりかかった場合などは直接、「下手」と言われたことはありませんが「なんでこんなに時間がかかるの?」と思っていると思います。
そのため、術前や術後、に親知らずの深度、向き、歯根の本数、歯根の長さ、歯根の湾曲度、炎症の程度、骨の状態、神経・血管までの距離などにより、麻酔の量、麻酔の効果、切開し歯肉を 剝す範囲、骨を削除する量、歯を分割する回数、歯を削る量、縫合する針数が異なるため「痛み・腫れ・時間」は異なることを説明が必要不可欠です。
ただし、患者さんには、理解されていないと言い訳にしか聞こえない可能性がありますが、、、
抜歯が上手な歯医者の選ぶ基準は、患者さんは抜歯の難易度がわかりずらく、正確に歯医者の技術を判断するのは難しいと思いますので、術前に神経麻痺などのあらゆるリスクを説明し、術後の起こりうる症状をよく説明し、将来、親知らずが利用価値がある可能性もあることを説明する。
そして患者さんが抜歯の決心がつくまで待ってくれる歯医者を選択基準にしてみてはどうでしょうか。
「親知らずの害」ばかりを説明し、「親知らずを残す時と抜く時の基準」がしっかりしていなく、「患者さんの心理」を理解していない場合は、探すのは、面倒だとは思いますが、他の歯医者に相談されたほうがいいかもしれません。
医療技術というのは、同じ条件は決してないので、比較が大変難しいので、その歯医者の治療に対しての考え方を聞いて判断したほうが無難かと思います。
